医療、ヘルスケアは、現代社会の大きな課題です。
弊社は、医療機器製造販売業を取得し、医療機器の開発を行っています。

特に、高齢者の人口が急増している中、口が渇く・口腔乾燥の客観的評価が求められており、弊社・株式会社ライフは、全国有数の医科歯科大学との産学連携により、口腔乾燥の診査機器である「口腔水分計ムーカスⓇ」を開発し、医療の現場にお届けしています。

「口腔乾燥症（ドライマウス）」は、唾液の分泌減少により発症するものであり、死に直結する症状ではありませんが、重症化すると、虫歯や歯周病になりやすく、食べ物を呑み込めない、楽しく話すことが出来ないなど、多くの高齢者のQOLを低下させています。更に、様々な全身疾患にも影響を及ぼすことが分かっています。

歯科分野においては「オーラル・フレイル（虚弱）」として、口腔内の健康維持・向上に対する活動が各地で盛んに行われています。その結果、「口腔機能低下症」を病名として保険適用となりました。

弊社の次のテーマは「熱中症予防」です。
熱中症予防対策機器「温感蒸散度計HS-C」を産学連携にて開発しました。地球温暖化等により、熱中症に罹る人が増えており、毎年、春から夏にかけて、特に子供や高齢者への啓発活動が行われています。近年は、新型コロナウイルス感染防止のため「マスク着用」が必須となっていますが、それも熱中症に罹りやすい一つの原因となっています。

私共は、学校や介護施設へのご提供も行いますが、それ以上に、暑熱下の現場での作業や田畑での農作業、イベントでの観客対策などに係わる企業や自治体の皆様へ、現場や事務所で、1台でシェア出来る、熱中症予防対策機器「温感蒸散度計HS-C」をお伝えしたいと思っています。

株式会社ライフ
代表取締役　古川 誠